菅新総理が会見で語ったことは・・・目指す国の形は?

菅新総理が会見で語ったことは・・・目指す国の形は?

第99代の総理大臣が選出され、菅内閣が正式に発足しました。菅総理が16日午後9時過ぎから会見に臨みました。約30分の会見のうち、多くの時間を割いたのが安倍政権での実績でした。
菅総理:「安倍総理が病気のため、道半ばで退かれることになった。無念の思いを推察します。しかし、国難にあたって政治空白許されない。この危機を乗り越えて、全国民が安心して生活を取り戻すためには、安倍政権が進めてきた取り組みをしっかり継承して、前に進めていくことが、私に課せられた使命であると認識」

最優先課題と位置付けたのが、新型コロナウイルス対策です。
菅総理:「欧米諸国のような爆発的な感染拡大を阻止し、国民の皆さんの命、健康を守り抜く、そのうえで社会経済活動との両立を目指す。さもなければ、国民生活が成り立たなくなる。メリハリの利いた感染対策行い、検査体制を充実させ、医療体制確保する。経済の再生は引き続き、政権の最重要課題。アベノミクスを継承して、今後とも一層の改革を進めていく。まずは、この危機を乗り越えたうえで、ポストコロナの社会の構築に向けて、改革をし、必要な投資を行い、再び強い経済取り戻したい」

特に力を込めたのが、縦割り行政の打破と規制改革です。
菅総理:「常々、世の中には、国民の感覚から大きくかけ離れた、数多くの当たり前でないことが残っていると考えてきた。省庁の縦割りによって、我が国にあるダムの大半は、洪水対策に全く活用されなかったり、携帯電話の大手3社が9割の寡占状態を長年にわたり維持して、世界でも高い料金で、営業利益を上げ続けている事実。他にも当たり前でない色々なことがある。現場の声に耳を傾けて、何が当たり前なのか。そこを見極めて実行する。これが私の信念。今後も揺らがず行っていきたい」

子ども、子ども政策について。
菅総理:「待機児童の問題については、72万人分の保育の受け皿の整備を進め、昨年の待機児童の数は、調査開始以来、最小の1万2000人だった。今後、保育サービスを拡充し、この問題に終止符を打っていきたい」

外交について。
菅総理:「我が国を取り巻く環境が厳しくなるなか、機能する日米同盟基軸として政策を展開する。国益守り抜くため、インド太平洋を戦略的に推進するとともに、中国・ロシアを含む近隣諸国との安定的な関係築いていきたい。戦後外交の総決算を目指し、拉致問題に全力を傾ける」
安倍総理の掲げた“戦後外交の総決算”というフレーズを使い、安倍政権の路線を引き継ぐと強調しました。

目指す社会像について。
菅総理:「目指す社会像、それは自助、共助、公助。そして絆。まずは自分でやってみる。そして、家族、地域で助け合う。そのうえで政府がセーフティーネットで守る。そのためには、行政の縦割り、既得権益、悪しき前例を打ち破って、規制改革を全力で進める。国民のためになる、ために働く内閣を作る。国民のために働く内閣。そのことで国民の皆さまの期待に応えたい」

森友・加計学園をめぐる説明責任や、桜を見る会について。
菅総理:「この内閣は、国民のために働く内閣である。そうしたなかで、皆さんの期待に応えたい。今後、ご指摘のような問題が二度と起こることがないように、謙虚に、しっかり取り組んでいきたい。最近、この会のあり方について批判がある。これを機に、来年以降、『桜を見る会』は中止をしたい」
『桜を見る会』を来年度は開催しない考えを示しました。

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