「働く内閣」菅新政権発足へ 注目の新大臣 意外な横顔

「働く内閣」菅新政権発足へ 注目の新大臣 意外な横顔

「国民のために働く内閣」を掲げる菅新内閣が、正式に発足する。
菅カラーはどんな人事に現れたのか。
新大臣の横顔に迫った。

ネクタイを整え、マスクを外して、その瞬間を迎えた。

16日午後、第99代の内閣総理大臣に選出された菅義偉新首相。

盛大な拍手に沸く議場に、5回頭を下げた。

新首相就任を前に、菅氏は16日朝、40分間の散歩を行ういつもの朝を過ごし、通行人の声に手を上げて応える余裕も見せていた。

そして午前9時、7年8カ月続いた安倍内閣が総辞職。

安倍前首相からバトンを受け取った菅新首相。

午後には、各党へのあいさつ回りへ。

面会時の様子は…。

立憲民主党・蓮舫代表代行「緊張していましたね。すごく緊張していましたね」

あいさつ回りを終え、迎えたのが“組閣”。

新閣僚の発表という初仕事を前に、緊張を隠せない加藤勝信新官房長官。

加藤勝信新官房長官「(ずいぶん整えていますね?)ナチュラルだよ」

午後3時、官邸に入った加藤官房長官。
初めての閣僚名簿の読み上げに臨んだ。

小泉進次郎環境相「気候変動対策・脱炭素社会への推進、しっかりやりますと」

そして、菅首相自身が人事の目玉と話したのが、縦割り行政の突破役として、行政改革担当相に起用された河野太郎氏。

菅首相は、「自分がやりたいことは全部やってもらう」と激励したとされ、菅カラーが鮮明に表れた人事。

河野氏の後任となる防衛相に起用されたのは、安倍前首相の実弟・岸信夫氏、初入閣。

福田・麻生両内閣で、防衛大臣政務官を務めた岸新防衛相。

仏壇近くに置かれた写真の中では、父の安倍晋太郎氏と祖父の岸信介元首相が初入閣を祝うようにほほ笑んでいた。

岸新防衛相「祖父も防衛庁のときもですけど、兼務で長官をやっていました。これからも見守ってほしい、しっかり働いてまいりたい」

安倍家との縁でいえばこの人も…。

東大在学中、安倍首相の家庭教師を務めていた平沢勝栄氏は、当選8回、75歳にして悲願の初入閣。
復興相に就任した。

さらに、50歳の井上信治氏も初入閣。
新設された、万博担当相に起用された。

その井上氏が16日朝、車内で見せてくれたのは、15日夜に菅首相からかかってきた、入閣内定電話の着信履歴。

運命の連絡は、わずか24秒だったよう。

井上新万博相「(奥さまからは?)『忙しくなりそうだね』と言ってましたけど、それはもう私は望むところです」

今回の菅新内閣は、初入閣がわずか5人。

麻生副総理兼財務相をはじめ、続投や横滑り、再登板組があわせて15人にのぼる。

野党幹部は変わっていないという意味で、“アベノママ内閣”と皮肉っている。

“アベノママ”のイメージを打破し、いかにして“菅カラー”を打ち出していくのか。

16日夜の会見で発する菅新首相のメッセージに注目。

#菅内閣
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