2020年のサンマ さらに高く? 「手に入らない!」幻の魚に!?

2020年のサンマ さらに高く? 「手に入らない!」幻の魚に!?

香ばしい煙が、旬の訪れを感じさせるサンマ。
日本の食卓には欠かせないこのサンマは、もはや幻の魚に?

東京都内にある3カ所のスーパーを回ってみると、サンマの姿はなかった。

さらに、東京・足立区の「ベニースーパー佐野店」では、鮮魚コーナーに2019年に水揚げされたサンマの開きはあるが、ほかの棚を見ても、2020年水揚げのサンマはなかった。

ベニースーパー佐野店・赤津友弥本部長「(去年は)シーズン通しまして、1尾200円前後で販売するような状態でした。あるとかないとか、そういう次元になっていますので、価格は今のところございません」

サンマの漁獲量は年々、減少。
2019年の水揚げは、11年前の8分の1まで激減し、過去最低を記録した。

7月上旬に解禁となったサンマ漁では、群れの回遊がほとんどなく、初水揚げでは1kgあたり4万1,040円と、過去最高値がついた。

深刻化する一方のサンマ危機。
はたして、2020年の価格はどうなるのか。

2020年の秋、回遊してくるサンマの量と、1尾当たりの平均体重は、ともに2019年を下回る見通し。

2020年の店頭価格は、2019年よりも高くなる可能性があるとみられる。

毎年、サンマを出してきた東京・港区の居酒屋でも…。

駒八・八百坂仁社長「ことしは異常なくらいいない。サンマも高級魚の仲間入りかなと」

秋には新鮮なサンマの刺身や、脂ののった焼きサンマを提供してきた、この店。
しかし、2020年は刺身の提供を見送ることを検討しているという。

駒八・八百坂仁社長「食べるお客さまが、脂があまりないようなサンマとなると、お客さまの満足度もたぶん欠けて、来年以降、本当にサンマが食べられなくなっちゃうんじゃないか。それが一番心配しています」

もう、あの味を手軽に味わうことはできないのか?

そんな中、手の届きやすい価格でサンマを提供しようというサービスが。

株式会社フードサプライ センチョク事業部・向井昇係長「去年のトップシーズンに水揚げされた、三陸沖産の冷凍サンマになります」

神奈川県の卸業者は、31日から、脂が多くのった2019年のシーズンに水揚げされた三陸産の冷凍サンマを食卓に直接届けるサービスを、地域限定で開始。

5尾セットで600円というお手頃価格。

株式会社フードサプライ センチョク事業部・向井昇係長「赤字覚悟で、ご家庭の皆さまに明るいニュースをお届けしたい」

いつまでも庶民の味であってほしいサンマ。
2020年も、大切に味わう必要がありそう。

(2020/07/31)

【動画タイトル】

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