サイパン戦の実相に迫る 戦火に倒れた沖縄からの移民の悲しみ <JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス>

TBSで毎月第1、第3日曜深夜放送の取材報道ドキュメンタリー「JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス」。8月2日(日)夜1:20からは、RBC琉球放送制作の「戦世ぬ哀り(いくさゆぬあわり) 〜サイパン・太平洋の防波堤〜」を放送する。 同作は、史料や証言を基に、サイパン島の歴史と、同島における日本軍とアメリカ軍の戦闘「サイパン戦」の実相に迫ったドキュメンタリー。RBCでは2020年3月、5月には九州・沖縄7局のブロックネット番組「九州沖縄ドキュメント ムーブ」でもオンエアされた。 西太平洋赤道付近に点在する600を超える島々。現在の「ミクロネシア」の島々を、日本は「南洋群島」と呼び、太平洋戦争で敗れるまでのおよそ25年間、国際連盟によって委任統治を託されていた。 そのうちの1つがサイパンで、日本は事実上の領土にするため、多くの移民を送り込んだ。 足掛かりとして設立された企業「南洋興発」は、海軍の後ろ盾を得て発展。製糖業のほか、水産業など南洋各地で事業を展開し、“北の「満鉄(南満洲鉄道)」、南の「興発」”と称された。 南洋興発は暑さと労働に耐えうる移民として沖縄出身者を求め、貧困にあえぐ沖…