Creepy Nuts、なぜバラエティーでも活躍? 『ANN0』で培われた“喋り”から紐解く

■ 音楽シーンを飛び越えた、Creepy Nutsの躍進 Creepy Nutsの“喋り”が、面白い。Creepy Nutsとは、MCバトル(「UMB GRAND CHAMPIONSHIP」)日本3連覇のラッパー・R-指定とDJバトル(「DMC World DJ Championships」)世界一のターンテーブリスト・DJ松永によるHIP-HOPユニット。 R-指定が、独自の切り口と巧みな表現力で踏む韻は、妙に心に残る。即興ラップのクオリティーの高さもまた圧巻だ。一方、DJ松永は、緻密で大胆な指さばきをはじめとした圧倒的なDJテクニックと、遊び心あるパフォーマンスが魅力的。そんな業界屈指のスキルを持つ2人が生み出す音楽は、聞きやすいのにどこか引っかかり、癖になる。HIP-HOP界隈のみならず、多くの音楽リスナーから中毒者を輩出中だ。 アーティストである彼らが、バラエティー番組によく顔を出すようになったのは、2019年のこと。それ以前も、もちろんテレビ出演はしていたが、そのほとんどは音楽番組だったように思う。だが、同年4月放送の「金曜日のどっち!?」(テレビ朝日系)を皮切りに、「ゴッド…